「脚本家・坂元裕二」〜プロフェッショナル 仕事の流儀〜

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NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」からの名言第1弾!!

様々な職種のプロフェッショナルを紹介する番組で、もともと大好きな番組ではあるのですが、今回はなんと脚本家・坂元裕二に密着!
「カルテット」「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「anone」などの個人的にも大好きなドラマたちを生み出した脚本家ということで、番組の中で出てきた名言をまとめてみました!

「脚本家・坂元裕二」の名言

◎人間とは
「人間って、明るい人なのか暗い人なのかとか性格とかそういうことでできているんじゃなくて、関係性みたいな。
やっぱり、人は誰かとの関係の中にあるものだと思うし。
特にドラマっていうのは人と人との関係を描くものだから。」



高橋一生
「俗に言う落ちこぼれているとか、ちゃんとした職に就いていないとか、あの人性格がアレだよねって言われてしまう、その人たちすらもたぶん包んでいこうとする坂元さんの世界ってあるんですよね。
決して否定しなくて。その人たちはその人たちでしょうがないのっていうのを描いてしまうので。
そういう生きることを肯定していくみたいな力は坂元さんの脚本にはとてもあるような気がして。」



◎満島ゆかり
「なんかどこかみんな可愛らしくて寂しくてみたいな、つたなさとかもあって。
すごくちゃんと優しく色んな人たちの痛みとか悲しみに寄り添っている言葉がいっぱいあるので。
一生懸命コツコツ生きている人が好きなんでしょうね。そういうセリフですよね、全部。」



◎少数派
「すごく簡単に言うと、多数派か少数派かって言ったら、少数派のために書きたい。
それが一番大きいですね僕は。

こんなふうに思う人は少ししかいないっていう人のために書きたい。
あぁ、私だけが思っていたんじゃなかったんだって。
10元気な人が100元気になるための作品はたぶんたくさんあるけど、僕はマイナスにいる人がせめてゼロになる。そこを目指しているから。」



◎物語は、日常の細部に宿る
「小さい積み重ねで人間っていうのは描かれるものだから、僕にとっては大きな物語よりも小さい仕草で描かれている人物をテレビで見る方がとても刺激的だなって思うんですよ。」



◎フィクションなのにうそはつかないというのは?
「お話の都合、作者の都合でお話を作ってしまう。僕の話じゃない、この人たちの話だから。
どんな面白いストーリーより、本当にその人たちが生きているように見えることが、僕は一番好きだし、自分でもそういうの作りたいから。」



◎生きづらい、あなたに
「たとえそれほど視聴率は取れず、シリアスで暗いと言われようと、生きづらさを抱える人たちのことを丁寧に描く。
一人でも救われる人がいればいい。

16年の回り道を経て見つけた自分が脚本を書く理由だ。」



◎プロフェッショナルとは、
「才能とかそんなのってあんまり当てにならないし、何かひらめくっていうことも当てにならないし。
そういう時に本当に書かせてくれるのは、その人が普段生活してる中から出てくる美意識とか。自分がちゃんと世界とちゃんと触れ合っていないと生まれないから。
やっぱり、パソコンに向かってるだけとか飲んでるだけとかそういうことじゃ生まれないと思います。」


「カルテット」の名言

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「anone(あのね)」の名言

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