ボクシングの賭けで勝つために必要な最低限の知識を紹介

地上波でも注目カードが放送されることも珍しくないので、ボクシングをまったく知らないという人は珍しいのではないでしょうか。でも多くの人が「WBAとかWBCとかそれってどう違うの?」や「フェザー級って重いの?軽いの?」などボクシング初心者からすると疑問がたくさんあります。

団体名はともかく、階級を知っていれば、ボクシング オッズをみる際に役に立つはずです。この記事ではボクシングをスポーツベットで賭けるのに必要な最低限度の知識を紹介します。

4つのボクシングの運営団体

ボクシングには以下4つの運営団体があります。

  • WBA(World Boxing Association)世界ボクシング協会
  • WBC(World Boxing Council)世界ボクシング評議会
  • IBF(International BoxingFederation)国際ボクシング連盟
  • WBO(World Boxing Organization)世界ボクシング機構

各ボクシング団体には特徴があります。

団体名

加盟国数

特徴

WBA

90か国

スリーノックダウン制

WBC

161か国

4Rと8Rの終了時にスコアを発表するオープンスコアを採用。フリーノックダウン制

IBF

65か国

フリーノックダウン制

WBO

27か国

スリーノックダウン制

「WBAとWBCとか何となく分かったけど、結局どっちが上なの?」と思った人、多いのではないでしょうか。実はこの問題には明確なアンサーはありません。近年はどの団体でチャンピオンになるのかよりも、主要4つの団体の統一王者になるのが「最も強い王者」といわれています。4団体の統一王者は現在男女共に9人。井上尚弥選手もアジア人初の4団体統一王者になっています。

ボクシングの階級は男子が17女子で18ある

ボクシングの階級は男女ともに非常に多く、どの階級が良いのか分からないと思っているボクシング初心者も多いです。この項では日本人が多い階級を紹介していきます。紹介する階級は以下の3つの階級です。

  • フライ級
  • バンタム級
  • ミドル級

3つの階級にはどのような特徴があるのかを解説していきます。

フライ級

フライ級はプロで50.802kg以下の階級で、17階級中3番目に軽い階級となっています。日本人でフライ級のチャンピオンになったのは亀田興毅選手や内藤大助選手をはじめ21人います。亀田選手のようにガードを固めて判定勝ちを狙うスタイル。内藤選手のようにトリッキーなスタイルを武器にする選手などバラエティーに富んでいます。

バンタム級

バンタム級は53.52kg以下の階級です。日本人でバンタム級のチャンピオンになったのは、16人。古くは日本人対決で話題になった辰吉丈一郎選手と薬師寺保栄選手。そして最近では井上尚弥選手もバンタム級です。ヒットアンドアウェイを得意とした辰吉丈一郎選手。スピードにパワー、テクニックが万能の井上尚弥選手など様々な特徴をもった選手がいることが特徴です。

ミドル級

72.57kg以下のミドル級は上から5番目に重い階級です。日本人でミドル級のチャンピオンになったのは、バラエティー番組にも出る竹原慎二選手とロンドンオリンピックで金メダルをとった村田諒太選手の2人です。ヘビー級に挑戦する選手が多いことから、非常に層の厚い階級です。パワーはもちろんのことスピードやテクニックも重要視される階級です。

井上尚弥だけではない将来有望な日本人選手3人

日本のボクシング界を引っ張っているのは井上尚弥選手です。しかし日本のボクシング界は井上尚弥選手だけではありません。現チャンピオンの選手やこれからチャンピオンを有望視されている選手がたくさんいます。その中でも特におすすめの選手を3人紹介していきます。紹介する注目の日本人は以下の3人です。

  • 中谷潤人
  • 武居由樹
  • 寺地拳四朗

3人の注目の日本人がどうして注目なのかを詳しく解説していきます。

中谷潤人

30戦勝ち30勝0敗23KOと圧倒的な戦績を誇っているのが中谷潤人選手です。愛称は「愛の拳士」とも呼ばれています。現在WBCバンタム級王者。そして元WBO世界フライ級王者。元WBO世界スーパーフライ級王者の世界3階級制覇をしています。数々のチャンピオンを育成してきたトレーナーのマニー・ロブレス曰く「バンタム級でジュントに並ぶ男はいない。まもなくジュントの時代が訪れるだろう」と答えています。中谷選手が10人目の4団体4統一王者になるのも時間の問題でしょう。

武居由樹

K-1WORLD GP王座を獲得し、プロボクサーとしての戦績は10戦10勝8KO。プロボクサーとしては、2024年5月6日WBO世界バンタム級タイトルマッチ王者を獲得しました。K-1で世界王者そしてプロボクシングでも世界王者を取ったのは、男子では武居選手が初です。2025年5月28日に横浜BUNTAIでWBO8位ユッタポン・トンディと2度目の防衛戦をします。

寺地拳四朗

寺地拳四朗選手は名前の通り北斗の拳の主人公ケンシロウが由来です。現在の戦績は26戦25勝1敗16KO。WBCとWBA世界フライ級王者です。平成28年8月8戦目で東洋太平洋ライトフライ級王座を獲得。父親である寺池永氏も日本ミドル級王者・東洋太平洋王者になっていることから国内史上初の親子王者にもなりました。そして3月19日に老舗ボクシング専門雑誌ザ・パウンドで全階級ランキング10位にエントリーしました。全階級ランキングは2位に井上尚弥選手。8位に中谷潤人選手がランクインしています。

まとめ

例えば井上尚弥選手のように圧倒的な実力をもっている場合、オッズが低くても仕方がないかもしれません。しかし、選手が実力伯仲だった場合、少しでもボクシングのことを知っていれば、論理的にどちらの選手が勝つかを選ぶことができます。ボクシングというスポーツは単純に見えますが非常に深いスポーツです。ルールや選手以外にも、選手の心理や得意な戦い方。鬼滅の刃の竈門炭治郎のような必殺技はあるのかなど。調べることは多々あります。